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図3−4CYへの搬入、搬出割合

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図3−5ドライ型コンテナとそれ以外のコンテナの割合

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2)仕向地及び仕立地CYから搬出されるコンテナの国内の仕向地及び搬入コンテナの仕立地を見ると、大阪港CY、神戸港CYとも同一港湾地域内の流動がかなり多い。例えば、港湾で船卸しされた輸入コンテナを港内の倉庫へ横もち輸送し、そこでバン出しを行い、消費地ヘコンテナ以外のバラ荷姿で輸送するケースや、港内のCFS(コンテナ・フレートステーション)でバン詰めされた輸出コンテナをCYへ搬入するといったケースが同一港湾内での流動となる。この場合、CYが神戸港で、バン詰め地が大阪港というケースでは、コンテナは大阪港と神戸港の間を輸送されることになる。
大阪港CYへの搬入出コンテナの46%は大阪港内(南港内及び、南港と築港間など)の流動である。また、神戸港CYへの搬入出コンテナの40%は神戸港内(ポートアイランドや六甲アイランド内及びポートアイランド、六甲アイランド、摩耶、兵庫地区間など)の流動である。
大阪港と神戸港間(阪神間)の流動コンテナ個数は1週間で5,630個(総流動個数の11%)であるが、神戸港から大阪以遠などへの輸送のように阪神間を経由する分を加えると、大阪〜神戸間の流動量は総流動個数の35%となる。

 

 

 

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